Brand New Day

Honey×Honeyの日常

弟の結婚

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こんにちは

ちぃです☺

 

11/5~11/10の間

北海道から両親が遊びに来ていました。

 

関東に来た初日は会わなかったのですが

2日目には浅草へ・・・

 

 

行くはずだったのです。

 

 

 

父は膝があまり良くないのですが

朝から痛みがあったそうで

歩き回るのは危ないだろうと判断し

私が両親の宿泊している人形町まで行くことに。

 

人形町からすぐのホテルだったので

駅まで母が迎えに来てくれたのですが

 

開口一番

 

「一昨日ハンガーが刺さってねー」

 

と言い出し。

 

祝日で病院に行けなかったし

昨日はお昼の飛行機だったから

間に合わなかったら困ると思って行っていないと。

 

金属のハンガーだったと言うので

「錆びている釘が刺さって放置していたら切断することになってしまった」

と昔何かで読んだ記事を思い出し

 

更に話を聞くと

「ちょっと腫れてきている」

と言うじゃないですか・・・!

 

 

 

「とりあえず病院へ行こう」

 

と近くの病院を探し

電話で受診可能か確認し

一緒に向かうことに。

 

 

前に受診されている方が居たので

しばし待合室で待つ・・・

 

そんな時に上の話をされてビックリですよ・・・

 

 

 

母よ・・・

 

 

タイミングもなんか違うし

良い方もなんか違うと思わんか・・・???

 

 

でもまぁ

 

 

ビックリはしましたが

彼女さんとも会ったことはあるようだし

彼女さんの子供を預かって両親とお子ちゃん3人で

出かけたりもしているらしい。

 

両親にも弟にも懐いていて

両親的には「姉ちゃんは何か問題あると思う?」という感じらしい。

(翌日ディズニーに行った時も彼女さんにシェリーメイ買ってたし)

 

私も別に「子持ちだから」は反対する理由にならないと思っている。

 

 

ただ

 

 

弟の今までの恋愛遍歴を全く知らなくて

「彼女いたことないんじゃないかな」

と思うくらいだったので

 

「きちんと二人で育てていく気持ちがあるのか」

「親になるという責任を持てるのか」

「しっかり【自分の子供】だと思えているのか」

 

他にもたくさん

 

『弟の覚悟』

 

が心配だった。

 

 

子供の頃からちょっと体が弱くて

自分の気持ちを伝えるのが下手で

私に怯えてばかりいた弟。

 

同棲したらすぐに入籍するつもりらしく

「自分からお姉ちゃんに報告しなさい」

といった母に

 

「・・・・・・・怖い」

 

と答えたらしい弟。

 

 

 

急に「父として」子供を育てることができるのだろうか。

他人に怒ることができない弟が「叱る」ことができるのだろうか。

 

 

その覚悟が知りたくて

 

「自分から連絡してくるまで私は何も聞いてない事にする。LINEも不可。電話のみ」

 

そう母に伝えてもらった。

 

 

両親が帰ってからもなかなか連絡こねーの!(笑)

 

 

そんなに怖いか私・・・

 

というか

 

何で怯えてるんだろう・・・

反対されると思っているのだろうか・・・

 

 

母に

 

「まだ連絡こないんだけど・・・」

 

とLINEすると

(自分から連絡しないあたりも意地悪いなって自分でも思うけど)

 

次の日

 

弟から

「いつ電話大丈夫?」

とLINEが。

 

きたな・・・

 

 

電話を待っていると

少ししてから着信があった。

 

待っている間も

「どう切り出そうか悩んでるんだろうな・・・」

 

って思って笑ってしまった。

 

 

「もしもし」

 

出ると弟の少し戸惑った声。

 

 

「あー・・・その・・・来年に入ったら結婚するから」

 

 

お。

 

「同棲じゃなくて結婚なの?」

 

まぁなんとなくは聞いてたんですけど。

 

 

「うん。同棲と同時に入籍する」

 

そうかー。

 

 

「結婚式は?」

「お金貯めたいからしない」

 

「子供いる人なんでしょ?大丈夫なの?ちゃんと父親として叱ったりできるの?」

「大丈夫。ちゃんとそういうところは教えていかないとって思ってるから」

 

お。

 

「それに、すごく懐いてくれてて。「パパになってもいい?」って聞いたら「いつからパパになってくれるの?!」って言ってくれた」

 

おぉ。

 

そうか・・・

 

弟が父親になるなんて全く想像もできなかったけど

よく考えたら母方の親戚が多くて

子供の頃から小さい子と触れ合ってたもんな・・・

 

 

「彼女はどんな人なの?」

「すごくしっかりしてて、俺よりも全然しっかりしてるんだけど・・・でもこれから俺がしっかり支えていこうと思ってるから」

 

 

それを聞いて

 

「あぁ。大丈夫だな」

 

と思った私。

 

弟から

彼女さんのいいところがたくさん出てきたから。

 

「彼女にたくさん教えてもらってる」と。

 

 

それは私も同じだから。

 

すずちゃんのいいところをたくさん周りに伝えたいし

「すずちゃんとなら大丈夫」って言える。

 

それを自分も感じていたから

弟の力強い話し方や言葉で「大丈夫」だと思えた。

 

 

「分かってるとは思うけど・・・思春期になったら「本当の親じゃないくせに」って絶対に言われると思っておきなね?その時に「だけど俺は君を本当の子供だと思ってるよ」って言えるようにしとくんだよ?」

 

おせっかいだとは思うけどそう伝えると

 

「彼女ともそのことについてはちゃんと話し合ってるから大丈夫」

 

と。

 

あぁ。

 

本当にしっかりした彼女さんなんだな。

弟も彼女さんの気持ちにこたえようと考えてるんだな。

 

 

 

今までこんなにしっかりと弟の意見を聞いたことが無かった。

今までずっと「頼りない」「何も考えてない」と思ってた。

 

もしかしたら

 

いつも

 

「何でできないの?」

「何でやらないの?」

 

と私が急ぎすぎてたのかもしれない。

 

本当は今までも

弟は弟なりに

自分のペースで考えて進んでたのかもしれない。

 

私がちゃんと聞いてあげてなかったのかもしれない。

 

 

そう思った。

 

 

 

「何かあったらすぐに両親や私に相談するんだよ。「こんなことで」って思わないで。一人で抱え込むのだけはダメだからね」

 

最後にそう伝えて電話を切った。

 

 

 

初めて弟とこんなにしっかりと話せたし

初めて落ち着いて優しい気持ちで弟と話せたかもしれない。

 

 

「ちゃんと話してみた方が良いよ」

 

弟について愚痴をこぼす私に

常々すずちゃんが言ってくれていた言葉。

 

「この機会にちゃんと話してみよう」

 

そう思えたのもすずちゃんのおかげ。

 

 

 

弟を受け入れられて

また自分を少し好きになれたのでした。

 

 

そんな今日は弟の誕生日。

ハッピーバースデー!!!

 

 

 

 

 

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